途〜パートいくつか忘れました
……とある蛙

※中途半端に疲れた自分

ぶらりぶらぶら壊れた道で
その先にある幸せという嘘

空は全く灰色で
お日さまかんかん晴天で
雨も降らずに灰色で
光線だけが照り注ぐ

先も急がずぶらぶらと
ぶらりぶらぶら歩く道行

道行く先に彼岸花
池の畔に一本咲いて
誰を待つのか彼岸花

ぶらりぶらぶら竹林
空も見えずに藪ッ蚊が
チクリチクリと刺しまくる

そのまま歩く坂の途中
崩れ落ちる足元と
突然落ちる灰色の空
そのまま立ちすくむ坂の途中
まだ先が見えない道を
行き先も全く考えず

ぶらりぶらぶら歩いている

何となく
ぶらりぶらぶら歩いている
自分なのです。


自由詩 途〜パートいくつか忘れました Copyright ……とある蛙 2013-10-02 12:36:08
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