毎日が自転車
番田
何にも意味は無かった
言葉は音楽の
時の中で疲れた思いの音楽だ
頭の中に いつも 埋まっているのだ
そのような街で眠るのは僕ではなく
出口の見えない そんな時代の光なのか
閉じられた目の中にある無言の光だった
遠くには 花の絵が
渋谷へと走る僕の心はスピードを上げたかった
青山通りは 朝へと
死んだ暗闇の中にいる 寝不足の顔のマスコミは
アパレル業界としての疲弊しきった人間たちへ
金と時間とは何 それらが少ないのはなぜなのか
この街との一体感 腕を組むと疲れたけれど
遠くの街の朝から
何もないままで 一日が過ぎていった