山ぶとうとカラス
朧月

カラスが秋をたべていた
山のぶどうをたべていた
私をみても驚かず
驚く私をみつめてた

秋風つめたく
カラスの背を撫でて

なぜか私が
身震いをする

ぶどう色した
秋をやきつけた
たがいのめとめで
はなすとき


自由詩 山ぶとうとカラス Copyright 朧月 2013-09-26 16:16:16
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