常にちょろりと
ドクダミ五十号

中東と言う陸の

細き橋は

常に燃えている

そこの命を無視し

経済と言う名の

暴力が

今は主因だ

止めよ

止めよ

火種を絶やせ

暗い空にも

星は輝く

命の元が

なぜ

手をつなぎ

抱き合うような

星の様に学ばない

明るい

明るい

その星たちの様を

リ・フレイン

良い繰り返しを

知りなさい

歴史には

あったではありませんか

それを捨てるほど

経済が大事でしょうか

時にはしぶいものです

命をつなぐのは

カマスにつまった

しだみの様に

かめに蓄えた大根の様に

傷口から漏れる液体の様に

くわを入れた大地の土の様に

斯様なる命の味わいを知って

人は真理に至る

従順な牛の様に

火を消した者は

全く憂う事が無い

他を害する事も無い

ゆけ

おもむけ

ひをたやせ

なんじらはひとだ

ひとであるから

あんねいのうちに

ひとをあいせ

がいしてはならぬ


これを結論としよう

間違いであろうか


自由詩 常にちょろりと Copyright ドクダミ五十号 2013-09-15 13:14:55
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