泡と消えた
黒髪

泡と消えた夢のこと
昔は希望でいっぱいだった
いつからか苦痛がとってかわった
いいことは全てはじけて消えていった
まだ人生にしがみつく
情けない自分の情けなさを悔いたけど消えた光は戻ってこない
今からは何をしていけばいいのか
途方に暮れる毎日だ
全部投げ出して死んでしまいたい
皆そう思っているのだろうか
叫ぶのを押し殺してまだ悩んでいる
軽いのが泡なのだ
荷物をおろしたかな?
道が新しく出来たかな
二本の足は歩くためにある
だから立ち止まってもいい
足がしっかりあるのだから


自由詩 泡と消えた Copyright 黒髪 2013-09-12 22:16:46
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