思考と感情機能
はなもとあお

思考と感情機能



わたしが
ふたたび
世界をもつために
陥ってはならないことは
まとまらない衝動で
突き動かされてしまう前に
感情を別けて考えるのではなく、
感情を読み取り
思考に気持ちを織り交ぜながら
外側として
人と
つながっていくことを
少しずつ
少しずつ
保っていって
生活の基盤となる
人間関係を
作っていくことにある



特に
怒りをどうするのか
わたしにはまだわからないけれど
悲しむだけじゃなく
もちろん
暴力的になるのでもなく
説明できる言葉で
人と
わかりあえるように
なれるといいな



もう、逃げないで、
同じ場所で暮らし続けられるように
それがわたしの
最初の砦



うごきが遅いのは
きっと
そんなことを
はかりながら
歩んでいるため





自由詩 思考と感情機能 Copyright はなもとあお 2013-09-10 14:06:40
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