五年前 (六句)
もっぷ

朝顔の種こぼれたよ猫が鳴く


路地裏に秋を届けて落し物


みえなくてみようとすると秋逃げる


木漏れ日に老後知らない秋の蠅


コーヒーの薫りで帰る五年前


きょう拾う予感がしてる秋一つ



俳句 五年前 (六句) Copyright もっぷ 2013-09-07 15:27:33
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