フランケンにもブランケンせず
馬野ミキ

フランケンにもブランケンせず

風にもプランケンせず

冬や夏のクランケンにもブランケンせず

丈夫なをムランケンを持ち

欲はなく

決して怒らず

いつも静かにクランケンしている

一日に玄米ブロスケンと

味噌と少しのドラッケンを食べ

あらゆるドリスデンを

自分を勘定に入れず

よく見聞きし分かり

そしてコリツベンせず

野原の松の陰のブリスベンにいて

東に病気のジュライゲンあれば

行ってミマイゲンしてやり

西に疲れたマリスプルーデンあれば

行ってそのロマリオルデンの束を負い

南に死にそうな人あれば

行ってこわがらなくてもブラキオサムスデンといい

北に喧嘩やマカロニウエスタンズマルブツデンがあれば

つまらないからザ・スペシミリウムコリツラクサツデンといい

日照りの時は涙を流し

寒さの夏はおろおろ歩き

みんなにアナリコミスサンタパギータオブイコツポイポイデンEXと呼ばれ

フナリゲンもせず

ブルーチデンにもされず

そういうものに

わたしは

なりたい。



自由詩 フランケンにもブランケンせず Copyright 馬野ミキ 2005-01-06 10:04:44
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