「永遠の夏」
ともりん


あと何度海を見ようと
あと何度夏を迎えようと

あなたと過ごした夏は
最初で最後の
わたしの永遠の夏だ

寄せる波も
流れる星も
上がる花火も
じりじり太陽も

ぬるい風も
焼けた肌も
急などしゃぶりも
欠けたグラスも

全てが
強く鮮やかに
胸に焼き付いていて

わたしの夏と
あなたの夏が
どちらも いつまでも
心の光であり続けるといい

わたしの日々と
あなたの日々を
どちらも いつまでも
照らし続けてくれるといい


自由詩 「永遠の夏」 Copyright ともりん 2013-08-29 00:33:04
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