わたがしのような別れ
灰泥軽茶

別れを告げる

わたがしのような

かろやかな甘い想いでが

私の胸のあたりで

くるくる不規則にまわりながら

バランスを崩しながら

ふわふわ浮いて

大きくなりながら

見上げれば

切れ長の雲に混じって流れていく

鮮やかな空には

うっすらと淡い情景が映っては消えていく



自由詩 わたがしのような別れ Copyright 灰泥軽茶 2013-08-27 21:07:51
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