空白
梓ゆい
普通とは何か?を考えながら
会社のシャワー室で湯を浴びる。。
深夜零時以降
電話と呼び鈴が鳴るうつろいの中
自分の使命を振り返る。。
マンションの最上階
隔離された一室は
誰にも知られぬまま
24時間のサイクルを止めた。
mixiの書き込みが/答えるわけでもなく
FaceBookの書き込みが/話しかけるわけでもなく
ツイッターの書き込みが/終るわけでもなく
誰かの言葉が
誰かの言葉を
消去する。。。。。。。
廊下の足音 西武新宿線の急行電車
少しずつ大きくなる
隣のアラーム音
(ほんの微かな、音の変化が、日付の変更を教えてくれた。。。)
・・・・着替えを詰めたボストンバッグを抱えたまま・・・・
青梅街道へと向かう自転車は
戻ることを望むのか?
「この次は、2日後の夕方にお会いしましょう・・・・。」