空白
梓ゆい

普通とは何か?を考えながら

会社のシャワー室で湯を浴びる。。

深夜零時以降

電話と呼び鈴が鳴るうつろいの中

自分の使命を振り返る。。

マンションの最上階

隔離された一室は

誰にも知られぬまま

24時間のサイクルを止めた。

mixiの書き込みが/答えるわけでもなく

FaceBookの書き込みが/話しかけるわけでもなく

ツイッターの書き込みが/終るわけでもなく

        


            誰かの言葉が




  誰かの言葉を



                          消去する。。。。。。。



廊下の足音              西武新宿線の急行電車





     少しずつ大きくなる




隣のアラーム音



(ほんの微かな、音の変化が、日付の変更を教えてくれた。。。)


・・・・着替えを詰めたボストンバッグを抱えたまま・・・・

青梅街道へと向かう自転車は

戻ることを望むのか?

「この次は、2日後の夕方にお会いしましょう・・・・。」


自由詩 空白 Copyright 梓ゆい 2013-08-26 08:06:32
notebook Home