血汐
徘徊メガネ
溢れだした輪郭の色鮮やかに染まる新しく生まれた海
舟はどこか遠く一人懐かしい風に手を引かれ一へ復る感覚を得る
トランペットを吹く少年は今日も名前の知らない曲を奏で居場所を示し続けた
その先に居るのは未来の父か
その先に居るのは未来の母か
鬨をあげ
溢れだした輪郭の色鮮やかに染まる新しく生まれた海
舟はどこか遠く一人懐かしい風に手を引かれ一へ復る感覚を得る
自由詩
血汐
Copyright
徘徊メガネ
2013-08-23 18:03:49