涼みを乞う
朝焼彩茜色

涼みを乞う 安寧の片隅に松明の炎 温まってゆく脳内温度
この時代を綿密に計算を弾き出し 宿い 瞳を開けた

何気なく途方も暮れず 穏やかな天性は決意を極めることもなく
どんな川にも流れ方向を拝む 指南の向き趣きへと

一喜一愁にガクガクと顎を外す 狙いを定めた気韻の寂しい震え

涼みを乞う 心臓の鳴り響く私の松明の炎は 沈みの底は仰がない
性分は素直に相手と周りに伝達する責任を担っている 忘れない

27周期の心浮き 切なの踊り子 儚さの影や幻にも色染め上げる
そんな性分 素直に手を合わす

涼みを乞う ひたすらに涼みを乞う

精神心統一の書き筆に煩悩を握り潰す

 届いただろうか 涼み


自由詩 涼みを乞う Copyright 朝焼彩茜色 2013-08-21 14:02:27
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