花火と君と
清風三日月

この時期になると
日本中あちこちで
ある花火大会

君と行った初めての
花火大会を思い出すよ

君の喜ぶ顔が見たくて
内緒で始発の電車に乗って
場所取りに行った
山下公園の特等席に
シートを貼った瞬間から
僕の中では花火が
上がり始める

ドーン♪ドーン♪
そして
ドキドキ♪ドキドキ♪

やがて花火大会が始まると
君は花火に夢中になり
僕は花火を見る
君の横顔に夢中だったよ

遅れて聞こえる
花火の爆音

ドーン♪ドーン♪

だけどこの時ばかりは
僕の鼓動の音の方が
大きかったかもね

ドキドキ♪ドキドキ♪
ドキドキ♪ドキドキ♪

今もはっきり覚えているよ
君の瞳に映っていた
綺麗な花火を♪

花火と君と
素敵な時間


自由詩 花火と君と Copyright 清風三日月 2013-08-04 21:07:08
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