サナギ と ケムシ
藤鈴呼

フルスピードで 駆け抜けた
リミッター ギリギリチョッブ

何となく 一生懸命な 気がした

振れるほどに 遠く
触れるほどに 狂おしく
眺めるだけで 最高だった頃

身近だった 心が
短く 鼓動を 繰り返す

もう ダメだよ
いや ダイジョウブ

サナギ と ケムシ の
クベツ が ツカナイの

指先を伸ばせば
直ぐに 届きそうなのに

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自由詩 サナギ と ケムシ Copyright 藤鈴呼 2013-08-04 00:20:53
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