茫洋
梅昆布茶
海原は果てを知らない だって地球を何周したって終わりが無いんだもの
地球は平面でその果てに大瀑布があるって そっちのほうがよっぽどスペクタクルで面白いが
空は蒼くその果ては悠久に続いている 僕たちは何に繋がっているのだろう
物事の基本は変転生滅であろうが それでも生きているうちにその一部でも眼におさめておきたいと思う
草原も果てを知らない 植物は人間の手の届かないテリトリーにも旺盛に繁茂する
大きな地形では部分は地球のほんの一部だ 地球や宇宙や生態系にやっと生かされている筈
それを忘れなければ それに感謝をもっていれば たぶん大丈夫だろうな
宇宙も地球も人生も ただ茫洋
そうぼうようが僕達の人生
酔生夢死ともいえよう それで十分
僕はそれを愛して生きてゆくさ