目立たなさ
ビル

寝て起きたら 髪が立っている
僕はしばらく戦い むくっと起きた

僕は何かを言おうとして もどかしくなる
僕はそうして口を閉じ しばし黙り込む

どうすればいいんだろう そんな風に考えてるうちは駄目だ
何をどうしてもいい そういう風に考えられないと駄目だ

僕は常識に囚われて またベッドに横たわる
そして いつもと同じ道を辿るのである


自由詩 目立たなさ Copyright ビル 2013-06-27 08:12:03
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