カワル
ムウ
何気なく
蒼風を受けて
広大な水と一つになり
木葉の声を聴いて
移り変わる水色模様を見て
始まりから終わりを見守る
優しい笑顔に包まれて
錆び付いた歯車は
失いかけてた鍵は
迷いかけてた時計の針は
指で弾く小石のように
容易いことかも知れない
自由詩
カワル
Copyright
ムウ
2013-06-21 22:58:48