彼女の行方
秋助

電車から眺めた風景は、
マスカット風味の飴玉は、

いつか消えて
夏が来る、春が終わる

君らしさなんて、すぐにさよならだ

真っ白な絵日記は、
青色のビーチグラスは、

いつか失して
冬が去る、春が始まる

君らしくなんて、すでにおわかれだ


自由詩 彼女の行方 Copyright 秋助 2013-06-20 21:28:06
notebook Home