つまらぬものを　つまらぬと言うのは

つまらぬ。



つまらぬものと　向き合ってみて

よくよく観察などしてみて

人から見れば　つまらぬ遊びを

見つけることができれば　いい。



そうして　やんちゃ坊主になって

そのつまらぬ遊びってやつを

やってみるのが　いい。



他人があきれていたって

指さして非難したって

それが何だ？



つまらぬものを　面白おかしく

生きた者が勝ちだろう。



笑えぬものを　笑えぬのは　笑えぬ。



たかだかそれだけのことを

みずから大袈裟にしておいて

さてはてもうだめだとか

死にたいだとか

わめいている奴に限って

どうせ死にはしない。



笑えぬものを　笑ってやれよ。



どうせあせらずとも

人は必ず、いつかは死ぬから。

今、急いで死ぬこともねぇだろう。



言っておく。

｢人は他人から、落ち目だと言われた時こそ勝負時｣

ここぞという時を見極めて

ここぞという時にこそ　力を振り絞れ。



そうして　笑えぬものを　笑ってやれ。

つまらぬものを　楽しんでやれ。

そうして、誰がつくるでもない

自分自身を　己でつくれ。