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さびしさが一輪咲いて
ほら風にそよいでいるよ
きのうも、
あしたもあさっても

　　♭

いつかのうたが立ち去りがたく
苦いの我慢してお薬飲んでる

　　＃

かなしみが一羽梢にいるよ
揺れる小枝がステージなんだね
きのうも、
あしたも聴いてあげたい

　　＃

いつかの夢が走ってる
大切そうにカバンを抱えて

　　♭

どんなうたにだってあるものを知っているかい
想いなんだよ、なみだとかさ、
そんないろいろの
試しに一つ齧ってごらん
海とおんなじ味がするから

　　♭

このうたにあるものを知っているかい
想いなんだよ、骨、とかさ、
そんないろいろの
君のとおんなじかつては白かった靴
履いてるひとがつくってるんだよ

　　１．

いつかの夢が抱えてる
カバンの中身はチョコレート
逃げてしまったお砂糖を
きょうも追いかけうたうたう