ビールの泡と目を閉じる
灰泥軽茶

泡が弾けては増えていく

一口泡髭踊らし拭い青い空

目を閉じて喉を鳴らす

苦みが鎖骨のあたりの張りを和らげる

顔が華やぐ

夏が来るよ

でもまだもう少しと

きゅうりが言っているようないないような

酔っては気泡のようなひとときを過ごす


自由詩 ビールの泡と目を閉じる Copyright 灰泥軽茶 2013-06-08 23:11:56
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