雌の薔薇
朝焼彩茜色
一つ二つ華のひらを触って 感触と感触が繋がる
一つ二つずっど触っていたい アタシの官能が瞼を開くまで
今の刹那は止まるように願っている
真紅に露が弾ける華のひら 触り触れる感じるものは
熱くなる匂いが溶け出す
アタシの雌が呼び覚まされるまで 少女のように扱って
一つ二つ華のひらを触るように 感触と感触を繋げて
昼を拒む願いを受け入れて 真紅が冴えないから
降り出す音楽に真紅の熱は止まらない
棘を閉じる
アタシの官能が瞼を開くまで
棘を閉じてあげる
だから優しく扱って一つ二つ華のひらを触るように
少女のように扱って