琥珀の月
朝焼彩茜色

久しく ベランダの左側に 世界に満たされた月を見た
琥珀色に濁る黄金の鏡

少し大人のように穏やかに ベランダの左側に佇む私達を満たす月
生き物に違いないシンプルなループ

光の物質を黄金期の日付を送っている 満たしを放ちながら
届いている 足音のない静寂に刻むエネルギー

満たされたその宇宙観の暖かい そしてひんやりと気持ちは快い
生き物を一部 鑑に想い 久しく眺めている

 


自由詩 琥珀の月 Copyright 朝焼彩茜色 2013-05-25 21:25:37
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