星の木
朧月

ひとりにひとつ星があれば
遠慮なく願い事ができる
かなわなかったと怒ることができる

なまえをかこう
しるしをつけよう

星には手が届かないから
だから
私は木がすきなんだ

空へとのびている木に
自分だけの目印をつけて
ずうっとそこにいてくれる木をみながら
いろんな気持ちでそこを通る





自由詩 星の木 Copyright 朧月 2013-05-17 20:52:23
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