意地っぱりの花
朧月
意地をはったら息がつまる
背中がぴりぴり痛くなる
いったん意地をはると
ひきかえせなくなる
はらなければよかったけど
吐いた言葉をどうにもできなくて
残った意地とだきあって
折れ曲がった心のまま
明日へゆけるかな
こっそり素直になって
だれにもみつけられなくても
朝露みたいにまあるくなって
明日咲きますように私
自由詩
意地っぱりの花
Copyright
朧月
2013-05-05 20:23:05縦