黒い鳥
朧月
いろいろとくやしい
わかってもらえない
わからない
くやしい
せいいいっぱいくやしい
夢中でくやしがって夜になってしまった
だからこそ生きている
そんな気さえしてくる
だれかをどうにかしようなんて
無駄だとおもう
おもうけど
せいいっぱいやってしまうし
そんなことができることが
しあわせな気分だ
夜がとりだったら
鳴き声をきかせてほしい
もしきこえないなら
目の前でとんでほしい
そのはばたきを目にやきつけて
それを明日もみようとおもうから
自由詩
黒い鳥
Copyright
朧月
2013-05-04 21:43:02
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