カウントダウンコーヒー
朝焼彩茜色

季節の日がもう少し昇れば アイスコーヒーがやってくる
マグが夕日に帰ってゆく また今度と

今年もデビューを待つ 氷とブレンドされる濃いめのブラック

記憶の貯蔵が一色に目覚めるだろう
カフェインスパイス

 グラスに注がれる灼熱の太陽の休憩場所

 かつてよりも じっくり味わって彼を感じてみたい

 足音が聴こえる 革靴の

 彼がやってくる


自由詩 カウントダウンコーヒー Copyright 朝焼彩茜色 2013-04-26 20:29:34
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