未知に溢れた。
世江





一番に届けたい言葉は、いつも痞えて出てこない





募るばかりで縺れる






身持ちが悪い
そんな僕には、何のカタチも存在しなくて、




夢に見るような、現実では到底有り得ないもの
地の底に這って覗き込むような…





言うなら、そんなとこ……?







明日が来るなんて、分からない
そこに、進む道があるのかさえも…





だったら、ぶつかってみてもいいのかも
















篭ってる暇なんかないのだから
波間を避けて乗り込んでやろう
転がるものなんて蹴り飛ばして








放浪みたいな…




旅っていうより、逃避のための逃げ道。








錯誤を繰り返すのは、どこかに正解を求めるから…





見付からないのなんか分かっているのに、
知らない振り。











諦める?






無理だろう?







僕の心に、そんな言葉はない。



自由詩 未知に溢れた。 Copyright 世江 2013-04-12 18:24:33
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