ハムスターのいる朝
朧月
ドアをあけたらまた今日でした
かわらない君がいて
少しほっとする
ハムスターにエサあげて
いわれて小さないのちにむきあえば
もっとやさしくしてくれと
するどい爪でひっかかれた
きのうとどうちがうのかなんて
かんがえながら歩いてる
はじまることがあたりまえだなんて
いつからおもったのかな
しずかだな
世界はいつだって
わたしにとって静かだけれど
さめた冷たさ感じる
ほほをふくらませ
ハムスターはからからまわす
あしの下に
地球をふんで
自由詩
ハムスターのいる朝
Copyright
朧月
2013-04-10 08:28:42
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