小3くらい
勇者


小さいころは茶碗とはしは楽器だった

帰り道は白い線以外のところはマグマで落ちたら死んでたし

階段の高いところから飛び降りられるやつはヒーローだった

「廊下は走るところじゃない」なんてフリだった

自転車置き場は適当につっこむところだったし

友達の家で騒ぐのが当たり前だった

みんなはいつのまに人の目を気にするようになったのか


自由詩 小3くらい Copyright 勇者 2013-04-03 17:20:43
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