撓み
山崎 風雅
ためらいの薙がれ
わずかばかりの星屑のためいき
しろき透明のしずくが垂れる朝を夢見る夜
時の旋律は
ただ 美しい
ただ 美しい
完全でないものが
ただ 美しい
ただ 美しい
撓む
自由詩
撓み
Copyright
山崎 風雅
2013-03-28 02:13:10