流れながら
梅昆布茶



もうずいぶんひとにに押されていきてきたようなきがする

妻や子供にもめいわくをかけた

でもいっぽん筋を通そうと思った

この年で


せめて残りの時間を拡散しない正しいものに

整えてゆきたいと思った


最後まで正しいものは何か

考えてゆきたいと思った


流れは速く時を侵蝕してゆくが

それでも何かを見たいと思った


すべての夕暮れがおわるまえに

すべての友が去る前に





自由詩 流れながら Copyright 梅昆布茶 2013-03-27 07:50:16
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