朧に謡えば
石田とわ
靜かな小夜の幕が落ち
氷がカランと啼きました
喉を刺すのは涙の小骨
盃を重ねど取れませぬ
刺さった小骨持て余し
酔うて朧に謡います
春まだ浅い夜でした
自由詩
朧に謡えば
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石田とわ
2013-02-19 21:33:26
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