ぬかるみ
はるな
ま白にぬられた
ぬかるみに
私、
私は私を横たえる
差込む光も影も無い
360度ちょうどに
脈拍をならべ
赤はいつまでも
赤だった
たとえ色褪せても
嘘でも本当でも
どちらでもいい
ここにあるものを信頼すると
決めてからこのかた
ぬかるみ、
まっ白なぬかるみに
私は私を横たえて
360度ちょうどに脈拍をならべ
白は白だった
いつまでも
たとえ色褪せても
自由詩
ぬかるみ
Copyright
はるな
2013-02-19 09:27:11
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