彼と私とピンク色のマシンガン。
菊池ナントカ


雨の匂いと偏頭痛。
それだけで外出をキャンセルするには十分だ。

要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない!
要らない!!

ぶたせてよ、殴らせてよ、蹴らせてよ。
跪いてよ。
君の世界が崩壊する迄。
要らない過去なんかアルコールに浸けて。


(君しか要らない。)
(君しか要らない。)
(君しか要らない。)
(君しか要らない。)

解っているわよ、妄執よ。


ヨハネの首を乗せた銀の盆が落下する。
そのスピードで、
そのスピードで、
世界が朽ちていって。

要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない要らない!
要らない!!

ぶたせてよ、殴らせてよ、蹴らせてよ。
跪いてよ。
君の世界が崩壊する迄。
貴男がループする死にたいという感情なんかアルコールに浸けて。


(ピンク色のマシンガン。)
(ピンク色のマシンガン。)
(ピンク色のマシンガン。)
(ピンク色のマシンガン。)

今更、女子力上げてどうしろって言うの?

笑いながら、
笑いながら、
「ありえねー」と通りすがるJKでも撃てば良いのか。
めんどくさいから他をあたって。


君しか要らないの。(ピンク色のマシンガン。)
君しか要らないの。(ピンク色のマシンガン。)
君しか要らないの。(ピンク色のマシンガン。)
君しか要らないの。




自由詩 彼と私とピンク色のマシンガン。 Copyright 菊池ナントカ 2013-02-17 22:51:08
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