里芋にっころ
灰泥軽茶

茹でてふやけて

むいて食べる

ほっこほこの里芋にっころ

喉がころころ鳴っており

何かおるのかな

うっすら朝もやけのなか

鳥の声と緑の香りがする畑の中から

里芋たちは勢いよく

にっころにっころ飛びだして

農家の人たちを喜ばす

土の味がするにっころにっころ

甘くてほころぶ里芋美味しい



自由詩 里芋にっころ Copyright 灰泥軽茶 2013-02-15 02:16:57
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