身辺雑記より(一)
たもつ
君が夕食の支度をしている間
僕は前衛を守る
前の打者が歩かされ
憤怒した僕が強烈なシュートを
右から三つ目に叩き込むと
僅かばかりの利息が通帳に加算される
ご飯よお
僕のいなくなったグラウンド
部員たちの何か悲しげな様子が
遠くから見えた
自由詩
身辺雑記より(一)
Copyright
たもつ
2004-12-23 07:48:04