夢なんて
itukamitaniji

夢なんて

もうかっこよく 明るい道を歩きたいなんて思えないぜ
あの頃に一度 諦めた道の上に今更戻ってきて
どんな面をぶら下げて のこのこと戻ってきたんだ
耳をふさいでも聴こえる声は まぎれもなく僕自身のだった

勝手に外の世界に 敵を作って一人もがいている
本当の敵は 自分の頭の中にいるみたいだ

夢なんて 夢なんて
この心にあるものを もう僕はそう呼ばない
夢なんて 夢なんて
僕は今でもこの心に ずっと謝り続けている


一度でも濁ってしまった水は もう元には戻らない
積もりに積もって ヘドロのようにへばりついている
一度でも諦めてしまったという事実は 一生かけて
僕のことを追い続けるだろう きっとそうだろう

それでいいさ 世界の果てまでだって走ってやる
この背中に お前を十字架みたいに背負い込んで

夢なんて 夢なんて
この心にあるものを もう僕はそう呼ばない
夢なんて 夢なんて
今の僕にはもう もったいない言葉だろう


心にかすかに燻っていた
火種を必死に扇いで
イマサラブザマダカッコワルイ
頭の中で声がする うるせぇぜ

夢なんて 夢なんて
この心にあるものを もう僕はそう呼ばない
夢なんて 夢なんて
こんなこと 信じてもらえないだろうけど

夢なんて 夢なんて
今度は 今度こそは最期まで共に


自由詩 夢なんて Copyright itukamitaniji 2013-02-09 00:23:29
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