さんぽ
朧月

知らないうちに
ヒトを傷つけることがある
それを知ってから臆病になって

すごく慎重に歩いているのに
そのせいでだれかの邪魔になっている

なにもしたくない
そう思ってとぼとぼ歩く

川の流れと
雲の流れ
どちらも思うようにはならないね

そんなことしか気付けない
なにやってるんだろう
でも不思議と晴ればれしている

この道だって明日へ続いているんだとおもう



自由詩 さんぽ Copyright 朧月 2013-02-07 23:20:33
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