太陽
黒髪

太陽を歌いたくて
光はあの娘のように純粋に燃えていて
癒えない悲しみもくっきりと思い出されて
本当の現実に叩きつけられる
はるかな距離を保って誘惑する
そこに行ってみたいと思う
空に果実のように浮かんで何気ない様子ではにかんでいる
苦しい思いは募り夏の日差しが恋しくて
あの娘の膝元にもたれかかって夢見たい
今日も過ぎゆき明日を迎える
太陽とあの娘を永遠の歌で祝福する


自由詩 太陽 Copyright 黒髪 2013-02-07 23:10:59
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