詩の成り立ち
オキ



勇猛果敢なハヤブサのように

時おり飛来して

瞬時に

才気煥発な詩を置いていく人がいる


乏しい力の僕は

そうはいかないから

凡百のモンシロ蝶のように

あるいは蜜蜂のように

絢爛な花畑の

詩から詩へと飛び回って


閃きやらエキスやら

何やらと貰い受けて

日暮れまでに

なんとか一つ仕上げて

置いていくことになる


そうやってできあがったのが

この詩だ









自由詩 詩の成り立ち Copyright オキ 2013-02-06 13:15:06
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