ドゥン

ドゥン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ドゥンドゥン

　　　　　　　　　　ドｩｰ―――――――――――――――――――ん


振り子時計が
朝の
六時を

音を六回
ドゥン　　　　　　と
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どぅん

　　　　　　　　て
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　足が震える
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
階段を
ギーコギーコ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　のは

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いつも
　　　　　　　　　俺が食卓に
　　　　　　　　　たまねぎとトマトを

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　残したから



　　　　　　　　　




と

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ち
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　い　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さ　　
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　な
　　　　　　　　　いぬ
　
　　　　　が

　　　　　　　　　　　　　　　　　湾
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　湾
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　た　　　　　　　　　　　が
　　　　　　　俺はトマトを　　　　　　　　　し　　　　　　　　　　　そ　　　　
　　　　　　　フォークで　　　　　　　　　さ　　　　　　　　　　　　　　も
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　き　　　　　　　　　　　　　　　　　そ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つ　　　　　　　　　　　　　も



俺は
君の料理が
そんなに
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　好きじゃなかった

　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

階段から落ちてギーコギーコ　　　　　　手のひらを切り取った　
階段から落ちてギーコギーコ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　誰かの手？
誰でもいいから手
階段から落ちてギーコギーコ　　　　　右手でさすられると
階段から落ちてギーコギーコ
階段から落ちてギーコギーコ　　　　　　　　　　　　　君のこと嫌いだったの
階段から落ちてギーコギーコ　　　　　　　忘れちゃいます
階段から落ちてギーコギーコ　　　　　　　　　　　　そんなの手
階段から落ちてギーコギーコそれともて
階段から落ちてギーコギーコ　　　　　　　　　　　　　　　わすれさられてしまうの
階段から落ちてギーコギーコ　　　　　　それともて
階段から落ちてギーコギーコ確かにて
階段から落ちてギーコギーコ


　て




　　　　　　　　　　　　　　　　て　　
　
　　　　　　　　　　　　　　　　て
てててててててててててててててててててててててててててててててててて
　　　　　　　　　　　　　　　　て
　　　　　　　　　　　　　　　　 て





どぅん

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どぅん

どぅんどぅん

　　　　　　　　　　　　　　　　とーーーーーーーーーーーーーーーーー


















俺にも
あさが







あった