繰る朝
瑠王
私は神の顔をしらない
そもそも顔なんてあっただろうか
腕があったのは覚えてる
私達がいたずらできないよう
光を装って抱え込んでしまう
あとは背中があったこと
繋ぎあわせの日常に迷いこんで
行き倒れそうになった夜
私は顔を押しつけて
肩越しに太陽を見たの
自由詩
繰る朝
Copyright
瑠王
2013-01-25 06:31:53