鉛とわたがし
カマキリ
窓の下には鉄の部隊が並んでいて
わたしは今日も外に出られない
大きな口をがらんとあけた
あのパラシュートみたいなものに飲み込まれる
そうすればわたし、麻を縫わなくてすむのかしら
見世物小屋の灰皿から隣の飛行場まで
見世物小屋の灰皿から隣の飛行場まで
自由詩
鉛とわたがし
Copyright
カマキリ
2013-01-20 16:40:57