冬のそら
吉岡ペペロ
雲ひとつない冬のそら
白いちいさな骨が
すこしずつ進んでゆく
ひかるアスファルトを
北風に押されては
怖くて笑いあっている
ホテルのロビー
さて、問題です
俺がいなくても
どうせぜえんぶ
うまくゆくのだ
雲ひとつない冬のそら
白いちいさな骨が
すこしずつ進んでゆく
ひかるアスファルトを
北風に押されては
怖くて笑いあっている
自由詩
冬のそら
Copyright
吉岡ペペロ
2013-01-20 10:34:09