曇り
ビル

時間がない が口癖になって

汗を かかないままで 奔走して


どこまで行けば どこまで行けばいい

どこまで歩けば どこまで走れば 辿り着くのかな


腹を空かせたまま ふくよかな腹を見据える

壊せないガラスケースの中に 愛が眠って


少しでも 少しでも

近づけているなら それでいいさ


君のこと 君のこと

思い出せなくなっても 歩き続けていくよ


自由詩 曇り Copyright ビル 2013-01-20 07:38:55
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