ひとり
吉岡ペペロ



ふたりで街を冷やかしながら歩いていた

幸福というものがあるのなら

そんな時間や音や風のなかにあるようだった

ちいさなものからおおきな景色まで

ふたりに冷やかされるものは無限のようだった

それをぼくはこれからひとりで行うのだ


携帯写真+詩 ひとり Copyright 吉岡ペペロ 2013-01-14 00:45:01
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