溜息と郷愁
藤鈴呼

弾け過ぎた花びらの具合
あっち ひらひら
こっちへ ひらら

数えるのも 面倒になった
桃色の花びらは
空中で 踊る

青空に映えれば 最高の存在
山 滝 空気の色合いまで
感じられそうな
溜息と 郷愁

流れる藻の向こう
貼り付いたのは
忘れられぬ 想い?

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自由詩 溜息と郷愁 Copyright 藤鈴呼 2013-01-10 00:11:32
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