風の華
朝焼彩茜色

明るさに越える 華やかな人生を進む
時に小さな石ころを山と見積もっても 積るのは徳だけ

迷いなんて解ける糸なんだ 解かなくても
一歩引いて望めば オーロラに映える等身大の雪の結晶

一粒の巨大 等身大 心は何よりも華を華とする
華やかな人生を仰ぐ

尊さの涙だけが 凍てつく果てを溶かす 施す広さ
染み渡る深さ 潔く素直に戻る太古の緩急のリズム

君の華を冠に 君の華の種を世界中に
みんなの冠に自信を みんなの自信を強かに

足踏みの止まないかけがえのない 大地に

その華畑に また徳を溶かずに摘みに行くよ

明るさに越える 華やかな人生を進む
陰りを味方に 明るさも尚味方に

心地よく風に華の香りがつく 着いてくる
幸せでならない


自由詩 風の華 Copyright 朝焼彩茜色 2013-01-08 11:01:23
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